ハーブの育て方

オレガノの栽培・育て方【苗の種類から庭のプランター栽培方法まで】

オレガノ収穫

家庭菜園研究家のもぐみん(@agrimichi)です。

家庭菜園初心者向けに、オレガノの栽培・育て方の基本をまとめました。

オレガノの種植えから育苗、収穫までお伝えします。

さらに栽培のコツや病害虫対策、利用方法まで網羅しているため、安心して香り高いオレガノを育てることができるようになっています。

 

オレガノとは

オレガノは優しい香りで人気の高いハーブ。

トマトとの相性が良く、パスタやピザのトマトソースによく使われます。

またその他の料理や薬用にも使用され、ティーにすれば喉の痛みや消化不良に効果があります。

ドライでもフレッシュでも利用できますが、乾燥させた方が香り豊か。

葉よりも蕾が薫り高く、料理のアクセントにトッピングすると最高。

夏は白や紫の可愛い花を咲かせ、観賞用としても楽しめます。

 

注意ポイント

・妊娠時は使用しないこと

 

オレガノ栽培の特徴

種類 科目 発芽適温 株の大きさ 連作障害 PH(土壌酸度)
オレガノ シソ科 15~25℃前後 縦50㎝、横30cm あり(1~2年程あける) 6.0~6.5(弱酸性)

オレガノは地中海沿岸から中央アジアが原産地で、日当たりと水はけ良い環境を好むハーブ。

丈夫で生長力が強く、春から秋にかけて収穫を楽しめます。

さらに株分けや刺し木で容易に繁殖出来る一方、地植えするとはびこるので鉢植えして埋めるのをおススメ。

高温と特に多湿には弱いため直射日光の当たらない場所で乾燥気味に育てるのがベスト。

梅雨時期は込み合って湿害が出やすいため、思い切って刈り取って風通しをよくしてやりましょう。

寒さにも強く冬は地上部が枯れますが、根が生きているので適宜水やりすることで来春新芽が出ます。

 

栽培ポイント

・鉢植えは1~2年に一回株分けが必要

・窒素肥料は徒長するので控えめに

・乾燥気味に育てよう

・梅雨前は切り戻しで風通しよく

 

オレガノの品種について

オレガノは野性味の強いワイルドマジョラムと、甘味の強いスイートマジョラムに大別されます。

その他、綺麗な花を咲かせる観賞用の種類もあるのでここで紹介しておきます。

 

ワイルドマジョラム

オレガノの代表種。野生味の強い香りが特徴。

 

スイートマジョラム

甘くスパイスの効いた香りが特徴。

 

オレガノの栽培時期

オレガノの地域ごとの栽培スケジュールになります。

coming soon‥

 

種まき・育苗

オレガノは種まきからだと初期生長が遅いため時間がかかります。

株分けや刺し木により容易に繁殖可能なので、市販の苗から育てるのが簡単でおススメ。

培養土を入れた3号ポリ鉢へ事前に水をかけた後、種を2~3粒まきます。

そして土を軽く被せて軽く手で押さえつけ、水を十分にかけてやります。

本葉が一枚出るころに二本をまびいて一本仕立てに。

そのまま本葉7枚ほどの苗に育てていきます。

 

種まきポイント

・乾燥しないよう、毎朝水やりをしよう

・十分に暖かくなってからまく

 

植え付け

葉色が鮮やかで茎が太く、根本がしっかりして本葉7枚以上の苗を選びます。

オレガノは地下茎を旺盛に伸ばすため、株よりも大きめの鉢を用意してください。

新しい鉢・プランターを用意し、鉢底網を置き、軽石を少量入れます。

ハーブ用の培養土を鉢に入れ、ポット大の植穴を開けます。

ポットの土を崩さないように苗を植え付け軽く上から押さえてください。

最後にたっぷりと水やりして完了。

 

ポイント

・冬、真夏の植え付けは避けよう

・地植えははびこりすぎるので×

・コンテナ栽培の場合は株間10cmほどあけよう

 

 

置き場所・管理

半日陰の環境が適しています。ベランダや屋内の窓際でも十分。水差しでキッチンに置いておくのも香り豊かで良いでしょう。

日当たりが良すぎると葉が堅くなります。

水やりは土の表面が乾いたらする程度で乾燥気味に育てましょう。畑などに植える場合は水やりは一切いりません。

多湿に弱いので葉が茂りすぎたら摘心して風通しを良くしてください。

 

摘心・剪定

梅雨前から夏の間は蒸れないよう、摘心剪定をおこない風通しをよくしてやります。

思い切って株元から切り取ってしまいましょう。

すぐに新芽が出てくるので心配いりません。

 

追肥の仕方

植え付け後、液肥を刺すか、一ヶ月に一回液肥or化成肥料888を一つまみ(5g)追肥しましょう。

やりすぎると軟弱になるため注意しましょう。

 

収穫

草丈が20~25cmになったら、混みあっている枝先の若い芽を10cmほど摘んで収穫します。

脇芽を残すように収穫することで次々と穫れます。

梅雨前には過湿対策を兼ねて株元から一気に刈り取りましょう。

植え付けの翌年から花が咲き、強い香りを放ちます。このときも思い切って株元から穫るようにしてください。

乾燥保存する場合、この開花した葉茎にします。

 

冬越し

オレガノは寒さに強く、地上部が枯れても冬越しして春に芽を出します。

晩秋に株元から鎌などで刈り込んでしまいましょう。

寒い地域ではバーク堆肥や腐葉土を株元にかけて霜対策します。

鉢は完全に乾燥しきらないよう、たまに水やりをしてください。

もし冬の間も収穫したい場合は、室内の日当たりの良い場所で栽培しましょう。

 

株分け

オレガノは繁殖力旺盛なので、すぐに株が大きくなり根がはびこります。5㎝くらいの根がついてればすぐに根付く強さを持っています。

鉢いっぱいに大きくなったら、開花時は避け、春あるいは秋に株分けしてやりましょう。

①鉢から株を抜く

②株を両手で持ってハサミで根を切りながら2株に分けてやりましょう。

③培養土を入れた大き目の鉢に株を植え付けてください。

 

刺し木

葉の5~6枚つけた茎を摘み取って水につけておくと、2週間もあれば根が出てきます。

水につける部分の葉は摘み取ってください。

そのまま培養土に入れて植えれば根付くので、増やしたい場合はぜひ刺し木しましょう。

地這うランナー(つる)が地面に接している場合、根付いていることがるのでそのツルを切り取って植え替えても良いです。

 

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