家庭菜園研究家のもぐみん(@agrimichi)です。
家庭菜園初心者向けに、野菜種の寿命についてまとめました。
一般的な野菜種の寿命を表一覧で網羅しておりますので、安心して種を保存できます。

種には寿命がある
種はかたい皮に包まれ乾燥した状態なので、そのまま何年置いても発芽すると思いがちではないですか?
実は種もちゃんと寿命(発芽できる期間)があります。
野菜によって寿命の長さは異なり、長命のもの(3~4年)、短命のもの(1~2年)とさまざま。
種の状態でもエネルギーを少しづつ消費していて、力を使い果たすと発芽できなくなってしまいます。
時間が経つごとにエネルギーは使われ、発芽能力は徐々に低下していき、やがて死んでしまうというわけ。
寿命には大きく温度・湿度も関係しており、低温度・低湿度の状態では長持ちします。
逆に高温多湿状態には弱く、日本のような一年を通して温湿差が激しい環境だとエネルギーは消耗されやすく、寿命は短くなりがち。
よって冷暗所におき、一定の低湿度・低温下で保存することで、長く種を利用できるようになります。
家庭では冷蔵庫に保存するのが手っ取り早く簡単でしょう。

野菜種の寿命一覧
野菜種の寿命一覧です。
種の寿命に関しては信頼できるデータが少ないため、参考程度にとらえてください。
個体差や環境条件によって大きく寿命が変わります。
なんにせよ冷蔵庫など低湿・低温状態で保存することが長持ちにつながるでしょう。
寿命 | 種類 |
短命種子
(1~2年) |
シソ・枝豆・落花生・とうもろこし・ネギ・ニラ・タマネギ・ミツバ |
常命種子
やや短命 (2~3年) |
キャベツ・レタス・ほうれん草・ゴボウ・ピーマン・トウガラシ・エンドウ・インゲンマメ・そら豆 |
常命種子
やや長命 (3~4年) |
大根・カブ・白菜・ツケナ・キュウリ・マクワウリ・カボチャ |
長命種子
(4~6年) |
トマト・ナス・スイカ・オクラ |