野菜の育て方

大葉(紫蘇、シソ)の栽培方法・育て方【苗から害虫なしで収穫!】

大葉の収穫

 

家庭菜園研究家のもぐみん(@agrimichi)です。

 

家庭菜園初心者向けに、大葉(紫蘇、シソ)の栽培・育て方の基本をまとめました。

 

一般的な知識だけでなく、自身の経験から得たノウハウを盛り込んでいるため、初めての方も安心して大葉(紫蘇、シソ)を育てることが出来る内容になっています。

 

もぐみん
香り高い大葉を約束するよ!

 

大葉(紫蘇、シソ)とは

キッチンの大葉

 

大葉(紫蘇、シソ)は清々しい香りがする葉で、日本を代表するハーブ。

大葉とも、紫蘇(シソ)とも呼びますが流通の商品名が大葉で、正式な品種名は紫蘇になります。

 

サラダのアクセント大葉

生でサラダなどに添えるだけ

 

生の葉をサラダや冷麺など、あらゆる料理の香味として使用されます。

その爽やかな香りから料理に欠かせないという方も多いでしょう。

 

大葉のてんぷら

大葉のてんぷらは香りを残しながらパリッとして格別

 

さらに香り成分には殺菌、防腐作用があるため、昔から刺身のツマとしても活躍しています。

栄養もβカロテンが豊富で、各種ミネラル(カルシウム、マグネシウム)などがバランスよく含まれています。

 

大葉の穂

大葉の穂ももちろん食べれる

大葉穂のてんぷら

大葉穂のてんぷらも軽い歯ごたえが最高

 

丈夫で虫も他の野菜に比べるとつきにくいので、家庭菜園でも超簡単。

葉っぱを食べるとあって、植えつけ一ヶ月半ほどで収穫出来るので、ぜひ挑戦してほしいところです。

 

もぐみん
畑なら最終的に1mを軽く超える丈で穫れまくるよ~

 

大葉(紫蘇、シソ)栽培の特徴

大葉栽培の特徴

科目 発芽適温 生育適温 連作障害
シソ科 20~25℃ 20~25℃ あり(1年程あける)
日当たり 株間 収穫まで pH(土壌酸度)
日なた 30㎝ 約2ヶ月 6.0~6.5

大葉(紫蘇、シソ)の原産地はヒマラヤ、ミャンマー、中国で、日当たりと水はけの良い場所を好みます。

種まきから二か月程で収穫でき、苗からだと一ヶ月あれば穫れるお手軽な野菜。

 

乾燥に弱いため、日光は当たるものの若干湿気のある土壌環境が適しています。

堆肥を十分に施して水持ちをよくしてやりましょう。

日が短くなると花を咲かせとう立ちするため、葉を長く収穫したいなら春から育てるようにします。

 

もぐみん
放任でもどんどん穫れちゃうよ

 

大葉(紫蘇、シソ)の品種について

大葉は市場に流通する商品名です。

正式には紫蘇(シソ)で、品種は大きく分けて青しそと赤しそがあります。

 

青しそ

 

赤しそ

 

ちりめんしそ

 

大葉(紫蘇、シソ)の栽培時期

大葉(紫蘇、シソ)の地域ごとの栽培スケジュールになります。

 

紫蘇栽培時期横

 

種まきと育苗

大葉(紫蘇、シソ)の種

 

大葉は発芽率が高く、こぼれ種でも勝手に生えてくるほど。

なので直まき、ポットまきの両方できます。

ただし初期生育が緩やかなので、ポットまきで管理しながらがおススメ。

 

まずは培養土を入れた3号ポリ鉢へ事前に水をたっぷりかけます。

5~8粒程の種を均等にばらまいてください。

発芽には光が必要なため、軽く5mm土をかぶせて手で押さえましょう。

 

大葉(紫蘇、シソ)の種まき

数粒まいて、ごく薄く土をかけるのが重要

 

その後、さらに優しくシャワー水を控えめにかけます。

発芽をよくするため、ビニール温室や不織布をかけるなど、なるべく暖かい場所(20℃~25℃適温)におきましょう。

 

保温栽培している様子

日中は透かさないと高温になりすぎる

 

発芽したら、込み合いすぎてるところは間引きましょう。

 

大葉(紫蘇、シソ)の発芽

土が厚くかかりすぎた箇所は発芽しない

 

本葉が2~3枚になった頃、葉が重ならないよう、どんどん間引いて大きい苗だけ残し一本仕立てにします。

 

大葉(紫蘇、シソ)の間引き時

このくらいになれば間引いて1本仕立てにしてOK

 

ちなみに間引いた苗も芽ジソとして美味しく食べれます。

本葉が5~6枚になった時点で、畑に植えつけていきましょう。

 

大葉(紫蘇、シソ)の植え付け期

本葉5~6枚になれば植え付けていける

 

もぐみん
直まきも点まき&間引きで同じようにやればOKだよ

 

育苗ポイント

・水やりは表土が乾いたら朝にやる(夕方は徒長)

ナメクジに食べられやすいので防虫ネットや高台で防除しよう

 

土づくり【耕し方と肥料について】

まず種まきの約一週間前に、粒状苦土石灰を100g/㎡(1㎡おおよそ二握り)まき、しっかりと耕します。

 

苦土石灰をまいている様子

粒状が圧倒的に使いやすくおススメ

苦土石灰をまき耕している様子

しっかりと耕し、苦土石灰を混ぜ込もう

 

この時、耕しついでに高さ20cm、幅60cm程の畝を作っておきましょう。

 

また肥料を混ぜ込むので、表土はならさずアバウトな畝でOK

 

そして種まき当日、堆肥・元肥を全面にばらまき畝が崩れない程度にクワで軽く混ぜこみ、平グワorレーキで表土をフラットにします。

 

畝1㎡あたり元肥量

元肥の量

・バーク堆肥or腐葉土 2~3㎏

(4~5ℓ分)

・化成肥料888  100g

(おおよそ2握り分)

バーク堆肥と888を入れて軽く混ぜ込んでいる様子

表層を軽く混ぜ込むだけでOK

平グワで表土をならしている様子

平グワなどで表土をフラットにしよう

 

土づくりポイント

・苦土石灰散布は、植え付けの一週間前に終わらせておく

・植物性堆肥&化成肥料なら、即日種まきOK

 

苗の植え付け方

大葉(紫蘇、シソ)の植え付け苗

 

苗は本葉5~6枚ほどしっかりと出たものを選びます。

畝の株間は30cmほど開けてください。

 

大葉(紫蘇、シソ)の株間

かなり大きくなるので30㎝間隔、1条植えにしたい。

 

晴天で風のない午前中を選ぶと良いでしょう。

ポット大の土穴を開け、たっぷりと水を注ぎこみます。

 

大葉(紫蘇、シソ)の植穴堀

ポット大の植穴を掘る

大葉(紫蘇、シソ)の植穴水入れ

溢れるほど水を入れよう

 

苗ポットにたっぷり水やりをしてから抜いて土穴に入れ、株元を持ちながら土を戻して軽く押さえます。

 

大葉(紫蘇、シソ)ポットに水やり

バケツ水につけても良い

大葉(紫蘇、シソ)の植え付け

指で挟みポットから取り出す

 

最後にまたたっぷりと水やりをして完了。

 

大葉(紫蘇、シソ)の植え付け中

植穴へ入れて手で押さえる

大葉(紫蘇、シソ)の水やり

最後にもたっぷり水やりしていおこう

 

敷き藁

大葉(紫蘇、シソ)は乾燥を嫌うため、梅雨明けごろ、畝に敷き藁をするかもみ殻を蒔いて保湿してやりましょう。

 

もぐみん
ない場合は抜いた雑草を代わりにつかっても効果あるよ~

 

水やりの頻度

大葉(紫蘇、シソ)の水やり

 

大葉(紫蘇・シソ)は湿気のある土壌を好みます。

しかし露地の場合、水やりしなくとも基本的に降雨のみで十分育ちます。

萎れが出た時のみ、夕方にたっぷりと水やりしてやる程度で良いでしょう。

 

追肥の仕方

大葉(紫蘇、シソ)の追肥

 

植えつけ時から一ヶ月ほど経ち草丈20cm以上になった頃、株元に一つまみ(5g)or30g/㎡の化成肥料888をやります。

 

大葉(紫蘇、シソ)の追肥と中耕

株元から離して肥料を混ぜ込もう

 

それからは3週間に一回ほど畝肩に30g/㎡の化成肥料をやり、混ぜ込んで(中耕)ください。

 

摘心して脇芽を伸ばそう

草丈が30cmほどになったら主枝の先を摘心しましょう。

脇芽が旺盛に出るようになり、結果的に柔らかい葉の収量が増えます。

 

収穫時期と方法

大葉(紫蘇、シソ)収穫期

 

植えつけから一ヶ月、本葉が10枚ほどになったら収穫期です。

下の葉からハサミで切り取って穫りましょう。

 

大葉(紫蘇、シソ)の収穫方法

ハサミで切り取って収穫。面倒なら手でかきとってもOK

 

夏の終わり9月頃、とう立ちした穂ジソは付け根から切り取ってやります。

 

ooba-ho-shuukaku

穂も収穫しちゃおう

 

そのまま花を咲かすと葉の食味が悪くなってしまいますので注意。

ちなみに花自体も問題なく食べることが出来ます。

 

赤紫蘇

赤紫蘇もまた色合いよくオススメ

 

ベランダでプランター栽培

coming soon…

 

水耕栽培

coming soon…

 

葉が黒くなる、色が悪いのはなぜ?

葉先が黒くなるのは、根が障害を受けています。

降雨が連続で続くと酸素不足になり根が傷みますし、窒素肥料をやりすぎた場合も同様に根に障害をうけます。

露地で多いのは追肥をした後、乾燥が続いて肥料濃度が上がり、根に障害を受けるケースでしょう。

追肥は適量、その後しっかりと水やりするようにしましょう。

 

虫が食べるのを防ぐには

虫喰いの大葉(紫蘇、シソ)

 

大葉(紫蘇、シソ)は虫がつきにくいと言いますが、実際は多少なりつきます。

特にまだ葉の柔らかい育苗期にナメクジにやられたり、暖かくなってくるとバッタに穴をあけられたり、アブラムシが大量につくことも。

 

対策としては防虫ネットが手っ取り早いです。

植え付けて一ヶ月ほど経てば、ある程度大きくなり葉がたくさんできるので外しても問題ないことが多いでしょう。

 

 

アブラムシやハダニが大量についた場合は、食品成分(還元水あめ)使用の農薬「ベニカマイルドスプレー」が使いやすくおススメ。

収穫の前日まで使用できます。

 

 

 

失敗を防ぐ生育診断

 

葉が固い・香りがない

日当たりが良いと、必然葉はかたく、香りが薄くなります。

蒸散(呼吸で失われる水)を少なくするため、葉の表皮を丈夫にするからです。

スーパーに売っている大葉は意図的に軟弱に育てているため柔らかいだけです。

柔らかく香り高い葉にしたいなら、半日以上影にするか遮光して育てます。

そして水分、養分を十分にやって代謝を早くすればOK。

液肥が効きやすく良いでしょう。

 

発芽しない

光発芽種子(発芽に光がいる)ので、ごく薄く土をかけ日に当てることが発芽の肝になります。

その他の原因として、自家栽培の種を蒔いて発芽しない場合は、休眠しています。

大葉は種をとってから半年は休眠するので、それ以上置いたものを蒔くようにしましょう。

 

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